【モーリタニア】現地活動報告 2020年3月10日 wfadmin モーリタニアでは5~15歳の孤児または貧困家庭の子どもに対し、里親制度を実施しています。また、モーリタニアの青少年にエイズ感染者が増えたことから、2001年よりエイズ予防教育を実施しています。2019年10月初旬~12月初旬の約2か月間、派遣員が現地で活動を行いました。 里親制度 里子たちに父兄同伴で教育基金を渡しました。皆、成長し、大人っぽくなっていました。日本の支援者からのプレゼントに大喜びしていました。 里子へ教育資金支援 里子たちと記念撮影 以前支援していた里子たちは、立派に成長しました。モーリタニア大学の学生だったウマール君は現在医師になり、ファティメトゥさんは薬剤師になって薬局で働います。 また、学校に里子達が集まり、切り紙細工をしました。WFWP会員の方が切り紙細工の花と雪の結晶の見本を準備して下さり、それに習って子供たちは里親の方々の為に作品作りに挑戦しました。雪を見たこともない子供たちですが、雪の結晶が綺麗に仕上がると感動していました。 感謝の気持ちを込めて作った作品 作成した切り絵を持って エイズ予防教育 シャミ市の中学校をはじめとして、中学生や青年を中心にエイズ予防教育を行いました。 情操教育 モーリタニアは国土の90%が砂漠で、厳しい環境で暮らしている子供たちが少しでも美しいもの、楽しいものに触れることができるようにと情操教育を始めました。ヌアクショットの貧困地域、エルミナの幼稚園の子供たちに歌を教え、花飾りやサッカーボールのプレゼントをしました。 カエルの歌を歌いました 掃除道具とサッカーボールを寄贈