【ネパール】活動報告 2022年9月22日 コロナ禍で入国できずにいましたが、約3年ぶりに派遣員がネパールに行ってまいりました! WFWPは2011年よりエカタ・アカデミー*の児童・生徒に対し、学費・教材費を支援しており、今回は里子たち一人ひとりにノートをプレゼントしました。 *エカタ・アカデミーは、WFWPが建設し、2007年に開校した学校。2016年まで運営を支援し、2017年からは現地で自立して運営しています。 ノートをプレゼント 皆で記念撮影 日本の支援者の皆様から頂いたリコーダーも持っていきました。生徒たちは大喜びし、クリシュナ校長はネパールのトラディショナル音楽を上手に吹いてくれました♪ ネパールの生徒たちは踊りや音楽が皆大好き クリシュナ校長 里親への手紙 里親プロジェクトは今年で12年目を迎え、10年間で延べ800人の子供たちをサポートしてきました。里子たちは日本のお母さん、お父さんに手紙を書いて、感謝の気持ちを伝えています。ある里子の手紙には、「わたしには、2人のお母さんがいます。1人はわたしを産んでくれたお母さん、そしてもう1人のお母さんは私に未来をくれました。それまで私は、未来に対して夢を持つことができませんでした。でもこうして教育を受けることができて、未来に夢を持つことができるようになりました。私は学校が大好きです」と書いてありました。 手紙を作成中 1年生も習いたての英語を使って手紙を書きます エカタ・アカデミーの卒業生 日本のアマ(お母さん)が来ていると聞いて、卒業生が学校に来てくれました!ジミー君は、コロナで学校がロックダウンしている間、毎日のように学校に来て、オンライン授業の手伝いをしてくれました。 2021年の卒業生 ジミー君 ナビンは里親プロジェクトをスタートしたとき、まだ小学4年生でした。内戦の激しい山岳部から家族で逃げてきて、3人の子供を育てられない父親が彼をこの学校に預けたのです。彼は、ネパールで最も優秀な国立トリプファン大学を国の奨学金で卒業し、現在はエカタ・アカデミーの教師になっています。 教師になったナビン 小さな善意の積み重ねで、10年の間に多くの笑顔の輪が広がっています。ご支援してくださる皆様に心から感謝申し上げます。今後ともネパールの里親プロジェクトのご支援をよろしくお願いいたします。