【ラオス】2023年活動報告 2024年4月19日 2023年11月24日から12月1日までラオスに入国し活動しました。WFWPはビエンチャン県にある「センスリー小学校」の貧困家庭の児童を対象に里親制度を実施し、里子の授業料の一部を支援しています。また、運営資金が不足している公立学校に教材や備品などの物資支援を行っています。 里子支援 「センスリー小学校」を訪問し、14人の里子たちに会うことができました。創立40年を迎える中堅クラスの学校で、幼稚園から中学校まで約800人の児童・生徒が在籍しています。中学校は3年前に設立され、2024年6月には開校以来、初めて中学3年生が卒業します。 校長先生(右)に秋田連合会と愛知第1連合会からの支援金を授与 英語の授業 「ラオスの花チャンパー(Champa Muang Lao)」を演奏する西野ご夫妻 西野派遣員はご夫妻で現地を訪れ、アルトリコーダーでラオスの国花チャンパー(プルメリア)の歌を里子たちの前で演奏しました。この歌は日本の「さくらさくら」のような準国歌に相当する有名な歌です。 ラオスの国花チャンパー 「ラオスの花チャンパー」歌詞チャンパーの花よ、チャンパーの花を見ているともっともっと見ていたくなる心に浮かぶ 思い出せる 香りの高さを庭の木を眺めていると 思い出す昔々 父が植えてくれたことを寂しいとき 心を慰めてくれるチャンパーの花よ いつもそばにいてくれるわたしがまだ小さな子供だったころから※ 1番のみ記載 オリジナルの歌:https://www.youtube.com/watch?v=GIerSvWYp00 「サバイディー(こんにちは)」と挨拶をしてくれた児童たち 教材支援 公立トムカンカム小学校の校舎 2022年に算数セットを支援した「公立ミーサイ小学校」は、移転して「公立トムカンカム小学校」となりました。1年生から5年生まで120人の児童が学んでいます。群馬第1連合会と埼玉第2連合会からの支援で、英語教育に利用できるパソコン1台、マイク2本付きのワイヤレススピーカー1台、ポータブルワイヤレススピーカー1台を寄贈しました。この小学校でも夫婦で「チャンパー」を演奏すると、児童たちも一緒に歌ってくれました。 公立トムカンカム小学校でも「チャンパー」を演奏 公立トムカンカム小学校での授業の様子 ラオスの児童が学習を継続できるよう、これからもWFWPは里子を支援してまいります。今後とも皆様のご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。