2019年3月9日から17日にニューヨーク・国連本部で行われた第63回国連女性の地位委員会(CSW63)に参加しました。日本から5名、世界各国からは約70名の世界平和女性連合のメンバーが集い、会議やイベントに参加しました。

国連女性の地位委員会  UN Commission on the Status of Women (CSW) とは

 

国連経済社会理事会(ECOSOC)の機能委員会のひとつです。様々な分野における女性の地位向上に関してECOSOCに勧告、報告、提案を行うことを目的としています。ECOSOCはこれらを国連総会に対して勧告します。年次総会はニューヨーク国連本部で開催され、国連加盟国、国連機関、ECOSOCと協議資格のあるNGOが参加します。今年は世界から約9000人が参加登録しました。世界最大の女性会議と言われています。
今年のテーマは「ジェンダー平等と女性と少女のエンパワーメントのための社会保護システム、公共サービスならびに持続可能なインフラへのアクセス」です。

国連事務総長と直接ディスカッションができるタウンホールミーティングや日本政府主催のサイドイベント、ネットワーキングレセプションなどがありました。また、WFWPインターナショナルの主催するオリエンテーション、パラレルイベント、ホライズンサミット等のイベントにも参加しました。

 

2019csw63aUN Women事務局長(写真右)とCSW63議長(左)

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優秀女性賞の基調講演

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グテーレス国連事務総長

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世界中から集ったWFWPのメンバーと

2019csw63e民族衣装で参加したネットワーキングレセプション(出典:UN Women)

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WFWPI主催ホライズンサミット

 

今回のCSW63のテーマはCSW62のものと比べると、一歩踏み込んだものとなっていました。これまでのテーマは加盟国政府とNGOの双方の領域にまたがっていましたが、いよいよ制度や公共サービスという女性の地位向上の為に、政府が主体的にインフラ整備と法整備を行わなくてはいけないという段階に来ました。その一方で、いくら制度や法律を改定しても、地域に根付いた女性蔑視などの社会規範を克服しなくては、女性や女児の置かれた状況は改善しません。世の中の意識を変えるためには、政府、NGO、企業、市民の総力戦で臨まなければいけないという事を再確認しました。

会議参加に先立ち、CSW63の事前勉強会を行いました。会議のテーマや仕組み、そして、NGOとして、どのように意見を合意文書に反映させることが出来るか、などの具体的な内容を参加者で確認しました。

世界平和女性連合もECOSOCと協議資格のあるNGOとして、積極的に意見を盛り込んでいけるよう、今後さらに努力していきたいと思います。

 

 

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