2019年10月20日~26日 「アフリカ・ルワンダツアー」を行い、21名(スタッフ3名を含む)が参加しました。
日程・内容 | 10/20(日)日本出発。ルワンダ、キガリ到着。オリエンテーション 10/21(月)ニューホープ技術専門学校訪問、教室見学、歓迎式典、学外実習センター建設現場視察 10/22(火)里子家庭訪問。虐殺記念館見学、ショッピング 10/23(水)国会議事堂内虐殺記念館見学・在ルワンダ日本大使館訪問。ショッピング 10/24(木)アカゲラ国立公園でサファリドライブ。教育省労働開発局WDA訪問 10/25(金)キガリ出発 10/26(土)日本帰国 |
ニューホープ技術専門学校学外実習センター建設現場を視察
10月21日(月)、学外実習センター建設現場を視察しました。視察には、ルワンダWDA(労働力開発局)局長も来られ、各教室や建設現場を隅々まで視察し、「皆さんの活動は政府の手の届かないところに支援をしてくださって本当に感謝です」とのことでした。
また、この日は国営放送が撮影にきていたため、堀会長がインタビューを受けました。
ニューホープ技術専門学校教室見学&支援品授与
生徒たちは試験中にも関わらず、歓迎式典を準備し伝統舞踊で歓迎してくれました。
昼食会には、ジャンヌダルク・ガクバ上院副議長(10月に退任)も参加。これからニューホープでご自身が教壇に立ち、生徒に市民教育の授業をすることを約束してくださいました。
里子家庭訪問
4チームに分かれて、計12家庭を訪問しました。
里子のほとんどは経済的に苦しいため一般の学校に通えません。里子のイラビコゼさんの両親は離婚し、食事は1日に1回食べられる日もあれば食べずに空腹のまま寝る日もあるそうです。
将来の夢は、ホテルのレストランのシェフになることです。シェフになってお母さんを助けたいと言います。
「ニューホープの学校があることで、どれだけ自分たちが救われて未来に希望をもてるかわからない。本当にありがとう。」
と各家庭で感謝され、私たちが里子たちの未来に責任を持っていることを改めて感じました。
ルワンダ観光
<アカゲラ国立公園>
世界で一番動物に出会えないサファリの一つと言われているアカゲラ国立公園ですが、今回はしまうまの群れ、カバ、キリンなどの動物を見ることができ、ルワンダの自然を満喫しました。
<虐殺記念館見学>
1994年に起きたルワンダ虐殺の経緯を知りました。
WDA(労働力開発局】訪問
学外実習センター建設現場を視察したWDA局長が、私たちをWDA(労働力開発局)本部に招待してくださいました。局長から、ニューホープの職業訓練学校にできるかぎりの協力することを約束してくださいました。
生徒たちからの感謝の言葉
最終日、お別れのあいさつをするためにニューホープ技術専門学校に訪問しました。各教室で生徒たちから涙ながらの感謝の言葉と、歌が披露されました。
さらに、この期間誕生日を迎えた派遣員2人のために、校長先生がサプライズパーティーを計画してくださり、豪華なケーキや食べ物でお祝いしていただきました。
生徒もツアー参加者もお互い涙を流して別れを惜しみ、ツアーを終えました。
ニューホープ技術専門学校は学費支援が受けられるので、今後も経済的に苦しい家庭の若者に技術を習得してもらい、就職し、未来に希望を持ってもらうことができるよう、支援を継続してまいります。
学外実習センター建設の詳細はこちらからご覧ください⇒https://rwandafamily.jimdofree.com/