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  3. 世界平和女性連合(WFWP)留学生支援活動

留学生支援

Support for international students

留学生の受け入れは
国際教育面における国際貢献

世界の平和と発展を進めるうえで、教育面での日本の国際貢献として求められているのが、留学生受け入れの充実です。留学生教育を通して先端的な科学技術の移転や、国際舞台で活躍できる人材育成は、日本の重要な使命と考えています。

留学生は専門分野の勉強・研究に励みながら、同時に日本語を学び日本文化に触れることで、出身各国における日本の良き理解者になっています。

女性が等しく学ぶ機会をもつことにより世界はきっと変わっていくことでしょう。私たちのこの活動が日本での留学生生活の充実と真の女性リーダー育成に貢献できるよう、女子留学生への支援の輪を広げていきたいと思います。

WFWP留学生支援委員会 委員長
宮田光子

女子留学生日本語弁論大会

1997年から女子留学生日本語弁論大会を開催しています。
毎年、約30ヵ所で県・地区大会が行われ、約30ヵ国から留学生200名が出場しています。県・地区大会優勝者の中からさらに予選会を行い、選ばれた8名が全国大会に進みます。

留学生の日本語でのスピーチに参加者は胸を打たれ、留学生への関心と支援の輪がさらに広がっています。

2021年の県・地区大会の開催スケジュールは→こちらをご確認ください。

審査員の声

2018年度審査員長 杉下恒夫
国際開発機構(FASID)理事長

素晴らしいスピーチをされた皆さんの努力と能力に改めて驚いています。それぞれとても印象的でよい発表でした。そして心強い仲間が世界中にいたんだということを確認しました。皆さんは国際社会の問題を一緒に考えて難問を解いていく仲間です。

スピーチの中で「自分たちの問題が何かを自分たちで学ぼう」という意見がありました。私の専門が途上国の開発協力ですが、これがこれから途上国の諸問題を解決してゆくための一番素晴らしい方法だと気づかされました。

私と弁論大会

ミヤッカラヤさん(ミャンマー)

1998年 九州大会参加

WFWP福岡の女子留学生日本語弁論大会に参加して十数年の年月が流れました。弁論大会に参加することは、考える・書く・話す・聞くことの能力向上につながるのに加え、交流の輪も広がるため、機会があればいろいろな弁論大会に積極的にさんかしてきました。しかし、いまだに主催者側との交流が続いているのは、WFWP福岡で出会った方々だけです。当時私は博士後期課程の学生でした。研究に行き詰まり、心身ともに疲れていましたが、弁論大会に参加し、そこで出会った方々と交流したことで、心が癒され、自信を取り戻すことができました。博士号を取得し、大学で教鞭をとるようになってからも、留学生には弁論大会に参加するように勧め、私自身も良い刺激になるため聴衆として参加しています。

留学生交流会

1991年から現在に至るまで、各県・地域において奨学生および弁論大会出場者と交流会を行っています。

各連合会では、海外から日本に来ている留学生との交流会を開いて日本文化を紹介し、留学生からは母国の文化を学んでいます。

奨学金制度

「女性を教育することは、家庭、ひいては国を教育すること」といわれます。 2009年までの19年間、大学院で学ぶ海外からの女子留学生約482人に毎月奨学金を支援してきました。2009年度をもって奨学金支援を終了し、2010年度からは地域に住む海外からの女子留学生との交流を中心に活動を展開しております。

これまで支援してきた女子留学生の数

482

奨学生のその後

キンキントゥエさん(ミャンマー)

WFWPミャンマー会長
医師/ミャンマー政府管轄製薬・ワクチン工場部長

1990~91年 岐阜 奨学生

私は平成元年、岐阜大学(農学部家畜微生物研究室)に留学しました。その時はアルバイトをしながら、自費で生活・勉強をしなければならず、とても苦しかったです。1990年10月から第1回奨学生としてWFWPの奨学金を頂き、勉強に専念することができるようになりました。毎月連合会を事務所を訪ねて交流し、会員の皆様と姉妹の様になりました。私が病気で入院したときも、連合会の皆様は心細かった私を支えて下さいました。これらは忘れることのできない思い出です。

岐阜大学では獣医学博士課程で博士号を取り、現在はミャンマー政府の製薬工場3施設の部長としてネービードで勤務しています。また、現在、日本のWFWP派遣員の皆様と一緒にミャンマーの子供たちの教育支援活動に携わっています。これからもできることを一生懸命頑張っていきます。

ダニルダ・フファナーデュランさん
(フィリピン)
フィリピン・カラバオ・センター第1科学者兼課長 / 中央ルソン州立大学客員教授
1990~91年 岐阜 奨学生

1992年4月、宮崎大学で農業の修士課程の学位を取得するために、3人の娘たちと共に日本にやってきました。WFWPの奨学生として、私は日本人の友人たちの愛、思いやり、寛大さ、そして思慮深さを経験しました。毎月の奨学金を下さっただけではなく、ボランティアをする機会を与えて下さいました。娘達の誕生日のような家族の行事にもWFWPの皆様が参加して下さり、いつも笑いと喜びにあふれていました。

卒業後、私はフィリピンに帰国し、研究者としての仕事を再開しました。研究の成功により、国内および国際的な賞を多く受賞し、筑波大学で博士号を取得しました。研究開発活動以外にも、農村部の人々のために多くの社会福祉活動に携わり、地域の自動車事故を最小化するプロジェクトも実行しています。

WFWPから学んだ他の為に生きるボランティア精神は、職場や地域社会、そして家庭の毎日の活動の中に息づいています。