6月19日(土)、長野県大会が開催されました。
ベトナム、モンゴル、マレーシア、ウズベキスタン、中国出身の留学生8名が出場しました。
優勝はモンゴル出身のナムンさんでした。『私の日本留学生活-私らしくモンゴル人』という題名でスピーチをしました。コロナ禍のなか来日し、異国の地で孤独を感じながら生活していたというナムンさん。日本人の友達を作りたくて、「日本人っぽく」なろうと努力し、モンゴル人としてのアイデンティティーを失いかけていました。しかし、日本人っぽくなれるのは日本人だけであり、モンゴル人っぽくなれるのは自分だけだと悟り、自分がモンゴル人であることを気にしなくなった、とのことです。もし、誰かが他の人のようになりたいと思っていたら、「君は君でいることが一番魅力的だよ」と言ってあげたいと語りました。ナムンさんのスピーチに参加者は感動に包まれました。
また、出場した留学生からは「人前に出て話すことが苦手な私にとって、良い体験になり、自信を持てるようになった。」「他の留学生に出会って、考えや体験を聞くことができて良かった」との感想が聞かれました。