公式見解
世界平和女性連合(Women’s Federation for World Peace Japan)は、アメリカのニューヨークに本部を持つWomen’s Federation for World Peace Internationalの日本支部です。日本以外にも世界130カ国に支部を置く国連NGOです。
当団体は創設当初から、「地球は一つの家族」をモットーに地域と開発途上国での女性のエンパワメント、教育支援、人道支援、紛争地域での和解・平和構築のために活動を展開し、女性達の連帯によって和解と平和を築くための活動を30年近く継続してまいりました。
1997年に国連の総合協議資格を獲得してから、4年に1度の審査ではこれまで6回にわたり更新が行われ、ニューヨークやジュネーブの国連では女性連合の活躍が高く評価されています。
私たちの活動は途上国の子供や女性たちに生きる希望を与え、更には日本人によるボランティア活動ということで日本の国益にもかなう活動を数多く行って参りました。そのような活動が評価され、現地の方々からの評価のみならず、日本の外務大臣表彰を受賞し、私たちの活動がベスト・プラクティスと認められ、国連のHPにも掲載されました。
女性連合の海外派遣員は皆女性です。派遣国の多くは貧しく、治安も悪いため、派遣員は多くの危険と隣り合わせの中、命がけで女性と子供たちの未来の為に支援をしてまいりました。きめ細やかで迅速な支援は女性のボランティアならではのもので、多くの国々から感謝されてきました。
このような、海外支援をサポートするために、全国の連合会では活動報告や支援のためのチャリティーイベントを開催してきました。私たちの活動は国連の経済社会理事会(ECOSOC)のみならず、日本の外務省にも報告しております。
国内においては、奉仕活動や被災地支援、留学生支援や子育てに悩むお母さんたちのための子育てサポートをする「お母さん塾」など、地域に密着した活動をしております。長年にわたる地域への貢献が認められ、多くの自治体から表彰されてきました。
7月8日の安倍晋三元首相の暗殺を受け、世界平和女性連合も連日マスコミで取り上げられ、いわれなき誹謗中傷や活動妨害を受けています。マスコミ報道やSNSで書かれている内容の多くは事実に反しています。このような過熱した偏向報道や明らかに悪意ある書き込みにより、当団体所属の会員の方々が批判にさらされ、個人情報がSNSに無断で掲載され、更には国内外の支援活動が妨害されています。
現在、女性連合本部や連合会事務所などにもマスコミの取材が殺到しています。マスコミ報道では「社会的に問題のある旧統一教会の関連団体」として扱われています。
マスコミは事実確認や調査、検証なしに、憶測で記事を書き公平性に欠ける報道で、私たちの活動を「問題がある」という前提で扱っています。明らかに悪意があると思われるような報道ばかりが目立ち、会員の方々やその親族の方々も不安な思いをしています。過去に当団体の活動を好意的に取材・報道したマスコミも手のひらを反すように、批判的な報道をしていることに対して大変困惑しています。
マスコミが個人宅にまで押しかけ、ドアを叩き、大声で質問をされています。また、会員の方が職場近くでマスコミに待ち伏せされ、その映像が本人の同意なく放映されています。さらに、悪質な電話や街宣車が事務所の周りでシュプレヒコールをあげ精神的に追い詰められている会員の方々もいらっしゃいます。SNSでは会員の個人名や顔写真、連絡先などもアップされ、これによる被害も出ています。
【メディアで報道されている内容に対する見解】
1.「『旧統一教会』のダミー団体であり、フロント団体として教団の為に勧誘している」
これは事実に反しています。上記で説明したごとく、世界平和女性連合はアメリカのニューヨークに本部を置く国連NGOの支部です。世界各国には支部が130あり、日本はその支部の一つです。当団体は、会費で運営がなされるため、常時会員を募集しています。会員になってくださった方々を当団体が世界平和統一家庭連合という宗教法人に勧誘するということはありません。
2. 国会議員の方々との関係について
国会議員、地方議員の方々のなかには、開発途上国の子供たちの「里子支援」、「留学生支援事業」、「社会奉仕活動」などに賛同をいただきました。そのために地域でのイベントへの参加及びご挨拶をいただいております。
3.選挙応援について
議員への選挙応援に関しては、当団体が会員に対して組織的に選挙応援をお願いすることはありません。
4.「反社」・「カルト」の関連団体と言われることに対して
当団体は、社会の秩序や道徳から逸脱するような反社会的集団ではありません。創設以来、社会的な規則違反をした事実は1件もありません。
当団体は今後も、会員の皆様と心ひとつに国内外の活動を頑張っていく所存であります。
2022年10月20日 世界平和女性連合