エスワティニ
Kingdom of Eswatini
ルエスワティニ(旧スワジランド)は、イギリス連邦に加盟する立憲君主国ですが、アフリカで最後の絶対王政と言われているほど、国王が強い権限を持っています。国土は起伏が激しく降水量が多いため、植生が豊かで風景は変化に富んでいます。しかし国民の半数以上は貧しい生活を強いられています。
エスワティニでの活動
里親制度・奨学金制度
1997年より、孤児や貧困家庭の小学生から高校生に対し、里親制度を実施しています。
カーウェ・ガメーゼ 君
小学校3年~高校卒業まで里子として支援を受けました。無事に高校を卒業し、大学生になった彼は、アートディレクターかグラフィックデザインの大学講師になることを目標に、勉強に励んでいます。
「高校を卒業するまでにいろいろ大変なこともありましたが、里親から学費をずっと支援してもらえたので、頑張って勉強を続けることができました」と感謝の思いを語ってくれました。
エスワティニ基礎情報
国名/首都
エスワティニ王国/ムババーネ
基本情報
人口 | 113万人(2018年:世銀) |
国土面積 | 1.7万平方キロメートル(日本の四国よりやや小さい) |
言語 | 英語,スワティ語 |
宗教 | 伝統宗教,キリスト教 |
※出典:外務省ウェブサイト
統計情報
平均寿命 |
59歳*¹ |
HIVに感染した子どもの数(10-19歳) |
12,000人*² |
乳児死亡率(1歳未満) |
54人/1,000人*² |
幼児死亡率(5歳未満) |
43人/1,000人*² |
一人当たりの名目GDP |
3,894USドル*¹ |
消費者物価上昇率 |
2.6%*¹ |
初等教育修了率 |
男子: 52% 女子: 68%*² |
若者(15-24歳)の識字率 |
男子: 92% 女子: 95%*² |
※出典:*¹世界銀行/*²ユニセフ子供白書2019より