2019年10月、ボランティアスタッフが現地を訪問しました。
里親制度
2019年は20名の里子を支援しました。
また、里子教育のため土曜日に図書館を開放し、自主学習や道徳教育を行う「ライブラリーブログラム」を実施しています。
<教育課程を修了した里子のヒーワット・テケさん>
昨年、教育課程を修了した里子、ヒーワット・テケさんは幼いころからの夢であった教師として働き始めました。彼女は支えてくれた里親への感謝の言葉を述べました。また、「私たちは貧しい。貧困を脱し、人生を変えよう。その為には目標を持つことが大切。目標なしでは何も到達しない。」と後輩にメッセージを送りました。
<ヒーワットさんから里親への感謝の手紙>
親愛なる (里親の名前) さま お元気ですか?
あなたのご家族もお元気ですか?
私は元気です。 愛するお父さん、私は今教師として働いています。
政府から認可を受けた、とても優秀な生徒が通っているレベルの高い学校で、5 年生と 6 年生に公民と倫理社会を教えています。この仕事をとても気に入っていますし、これからもっと内容の濃いプログラムを実施しようと計画しています。 私は今とても充実した毎日で、家族もとても喜んでいます。
小さいときに「先生になりたい。」と思っていましたが、とうとうその夢がかないました。あなたのたくさんの愛とサポートのおかげです。あなたも喜んでくださるととてもうれしいです。いつかお会いしてお礼を伝えたいです。
たくさんの感謝の気持ちと真心を込めて。
ヒーワット テケ
識字教室
<識字教室の生徒とミーティング>
12 人の生徒が集まり、エチオピアの伝統的なパンとコーヒーをいただきながら、生徒たちの生活や今後の抱負などを語り合いました。 働くシングルマザーが多く、非識字の為に日雇いの仕事くらいしかありません。また仕事のため授業に出席できないことも多く、皆苦労して3年くらいかけて、卒業しています。しかし、字を書け、計算もできるようになることによって、仕事の幅が広がっています。