ミャンマー大地震支援金を寄付
2025年3月28日、ミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の大地震により、3700人以上が命を落とし、130万人を超える人々が被災。インフラの崩壊や家屋の倒壊など、生活基盤にも深刻な影響が及びました。この状況を受けて、WFWPは全国に向けて緊急支援の呼びかけを行いました。
225万円を超える寄付金をミャンマー赤十字社へ
7月10日、復興に尽力しているミャンマー赤十字社へ225万6950円を寄付しました。
授与式にはミャンマー赤十字社の副事務総長はじめ、多くの役員が参加しました。会場にはWFWPのロゴの入った大きなスクリーンが映し出され、副事務総長より、「WFWPは、世界中で素晴らしい活動をしている団体です」と、感謝の言葉が寄せられました。
ミャンマー赤十字社のFacebookでWFWPの寄付への謝意が掲載されました。https://www.facebook.com/photo?fbid=1321559996207932&set=a.411550910542183
里子の医学生と交流会
里子である7名の医学生のうち、4名と再会しました。2名は遠方のため、また1名は家族の葬儀と重なり参加できませんでした。里子たちとはオンラインで交流していたため、会ってすぐに打ち解けることができました。
WFWPの活動紹介のほか、HIV/AIDSや命の尊さについて学びの機会を持ちました。医者を目指す彼らには非常に有意義な内容でした。また、“いかに平和な世界を築くか” をテーマに話し合う機会を持ち、交流を深めました。
里子たちの感想
お母さんが教えてくれた方法で「世界は平和になる」という考えに賛成です。いつかWFWPの活動に参加したいです。(パイン君)
HIV/AIDSはミャンマーの国にとって重大な問題です。感染率が高く、予防にはまず知識を教える事が大切だと思います。私も一緒に活動したいです。(リン君)
自分を大切にして、両親を尊敬して、周りの人々にとっても良い人間になるように生きたいと思います。(ウー君)
ニャンドンの教育委員会と小学校を訪問
ニャンドンでは、校舎建設2校、トイレ・手洗い場建設など12校を支援しています。
ニャンドン地区の教育委員会を訪問し、校長先生9名と交流しました。WFWPの説明やミャンマーにおける活動について報告し、WFWPへの理解を深めていただきました。
【ニャンドン小学校】
トイレを建設したニャンドン小学校を訪問。支援したトイレはきれいに使われており、「トイレの数が増えたので、とても助かっている」と、教職員から感謝の言葉が述べられました。
【ティッスー小学校訪問】
新校舎を建設予定のティッスー小学校を訪問し、旧校舎を視察しました。旧校舎は老朽化して使えないため、仮校舎の1教室に2学年が入り勉強しています。また職員室でも幼稚園生が4人並んで勉強していました。
雨の影響もあって旧校舎の取り壊し工事が始まらず、新校舎建設が遅れています。児童たちが勉強に集中できる環境を整えるため、一日も早い新校舎完成が願われています。
こうした環境でも、児童たちはとても元気です。以前に支援していた里子3名がこの学校に在籍しており、派遣員との再会を喜んでいました。
ミャンマーは大地震後の復興もいまだ途上であり、現在も内戦が続いています。ミャンマーの人々が、一日も早く安心して暮らせる日が来ることを願いながら、これからも活動に取り組んでまいります。
(2025年7月3日~10日 派遣員入国)
ミャンマーの子供たちのため、これからもWFWPは支援を継続してまいります。
今後とも皆様のご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。