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【ミャンマー】奨学金授与式を行いました

【ミャンマー】奨学金授与式を行いました

2019年11月27日~12月8日、教育費授与の為に訪緬しました。
幼・小・中・高校生、大学生(医学部9名)合計292名の里子たちに教育費を授与しました。

奨学金授与式

8か所で授与式を行いました。各地域の教育委員会代表より挨拶を頂き、里子たちは踊りや歌を披露してくれました。

学校視察

<飲料水の実状>
マリッ学校は幼、小、中、高校生672名が 通っている田舎の学校です。
生徒の飲料水は地下水をポンプで汲み上げ、大きなタンクに貯めます。その水は浄化システムを通されることなくナイロンネットでゴミを除き大きなボトルに入れ、各教室に運ばれます。休み時間、ゴクゴクと水を飲んでいる子どもたち。『もう慣れたからお腹を壊すことはありません』と先生は言います。しかし、安全な美味しい水を子どもたちに飲ませてあげたいです。

<ニャンドン(メーズリー小学校)のトイレ>

旧首都ヤンゴンから車で2時間、周りは田んぼ。元気な子どもたちの声が遠くからでも聞こえてきます。幼稚園、G1~G4(小学生)220名が学んでいます。生徒が使えるトイレは2個だけ。掃除も行き届ききれいに使われていますが、トイレの数が不足し、休み時間には順番待ちで行列ができます。そして、泥が堆積し濁った貯め水の手洗い槽の掃除、不足しているトイレの建設、手洗い場の建設が必要です。田舎の学校のトイレ不足は本当に深刻です。

無医村支援に向けた勉強会

医学部学生を支援し始めたのは2006年のことです。これまでに里親、連合会の支援で6名の医者が誕生し、研修生2名、医学生9名が学んでいます。ミャンマーで長年に渡り、巡回診療をしておられる日本人医師・名知仁子先生(ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会代表理事)が今年8月医師、医学生を対象に講演。感銘を受けた彼らは「私たちも無医村に行って健診や栄養・保健衛生指導、清掃活動を行いたい!」と大いに刺激を受けました。この度は第1回目の勉強会を持ち、27名が参加しました。

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