アフガニスタン
Islamic Republic of Afghanistan
アジアとヨーロッパの接点にあり、古くから「文明の十字路」として栄え、シルクロードの拠点として発展してきたアフガニスタン。しかし2001年のアフガニスタン戦争以後、タリバンとの紛争で治安が現在まで悪化しており、国内外に避難することを余儀なくされている人々がいます。
女性に対する差別が現在も根強く残っており、女性の約80%は働いていません。女性が外に出ることさえ許さない地域もあるほど、多くの女性は平等とは程遠い日々を送っています。
アフガニスタンでの活動
女性の経済自立の為の技術養成教育プロジェクト
洋裁で起業している 20 ~ 40 代の女性達の技術向上のために、2012 年より日本から講師を派遣し、技術指導支援を行ってきました。現在は政情が不安定なため、拠点をインド・ニューデリーに移し、専門学校「デザインアカデミー」の洋裁・デザインコースの生徒で、主にアフガニスタン難民女性に対して学費支援を行っています。
この学校には縫製コースとデザインコースがあり、縫製コースでは基本的な服の縫製を、デザインコース ではデザインした服の縫製を指導しています。
今後、新たにインド・ニューデリーにあるペルシャ語スクール、「サイド・ジャマルディン・アフガン・スクール」に通うアフガニスタン難民の子供達対象に、人格教育、文化交流などを行う予定です。
会員になってこの活動を支援する
これらの活動は、連合会による支援金によって支えられています。会員になっていただき、この活動をぜひ支えてください。
アフガニスタン基礎情報
国名/首都
アフガニスタン/カブール
基本情報
人口 | 3,800万人 |
国土面積 | 652,225 km²(日本の約1.7倍) |
言語 | ダリー語、パシュトゥー語の他、ハザラ語、タジク語等 |
宗教 | イスラム教(主にスンニー派のハナフイ学派であるが、ハザラ人はシーア派) |
※出典:外務省ウェブサイト
統計情報
平均寿命 |
64歳*¹ |
HIVに感染した子どもの数(10-19歳) |
200人*² |
乳児死亡率(1歳未満) |
48人/1,000人*² |
幼児死亡率(5歳未満) |
62人/1,000人*² |
一人当たりの名目GDP |
499USドル*¹ |
消費者物価上昇率 |
2.3%*¹ |
初等教育修了率 |
男子: 67% 女子: 40%*² |
若者(15-24歳)の識字率 |
男子: 62% 女子: 32%*² |
※出典:*¹世界銀行/*²ユニセフ子供白書2019より