ヨルダン
Jordan
ヨルダンは国土の80%は砂漠地帯に属し、古代都市ペトラをはじめ世界屈指の文明の遺跡が数多く残ります。中東における文明の十字路として、アジア、アフリカ、ヨーロッパをつなぐ重要な中継地として機能してきました。
産業は発達しておらず、観光や湾岸諸国への出稼ぎ、外国からの資金援助などが主な収入源となっています。ヨルダン政府は、近隣諸国からの難民を受け入れ、公共サービスを提供していますが、現在これに伴う財政負担が増大し、経済は悪化しています。若者の失業や貧困、所得格差が問題となっています。
ヨルダンでの活動
女性の自立支援
1)WFWPルサイファセンター
首都アンマンの貧困地域ワディシールにあった職業訓練センターを、2016年ザルカ県ルサイファ市に移転し、「WFWPルサイファセンター」として開所しました。青少年の識字教育、女性の自立支援を目的として、手芸や美容などの技術指導を行っています。
2)小口融資
2000年より小口融資を開始し、首都アンマン他4地域の女性たちの自立を継続的に支援しています。融資を受けている女性と交流しながら、精神的自立のための支援もしています。
情操教育
2015年より、難民キャンプ内の子供たちのための演劇を通じた情操教育の支援を行っています。
ヨルダン基礎情報
国名/首都
ヨルダン/アンマン(Amman)
基本情報
人口 | 995.6万人(2018年世銀) |
国土面積 | 8.9万km²(日本の約4分の1) |
言語 | アラビア語(英語も通用) |
宗教 | イスラム教 93%,キリスト教等 7% |
※出典:外務省ウェブサイト
統計情報
平均寿命 |
74歳*¹ |
HIVに感染した子どもの数(10-19歳) |
-人*² |
乳児死亡率(1歳未満) |
16人/1,000人*² |
幼児死亡率(5歳未満) |
14人/1,000人*² |
一人当たりの名目GDP |
4,405USドル*¹ |
消費者物価上昇率 |
0.8%*¹ |
初等教育修了率 |
男子: 96% 女子: 97%*² |
若者(15-24歳)の識字率 |
男子: 99% 女子: 99%*² |
※出典:*¹世界銀行/*²ユニセフ子供白書2019より