ラオス
Lao People’s Democratic Republic
国土の7割が高原や山岳の内陸国で、北から南へ東南アジア最長のメコン川が流れています。長く続いた社会主義経済から市場経済に移行し、近年はコーヒーが最大の輸出農作物になっています。
ラオスにおける教育現場では、小学校の就学率が上がったものの、教科書の不足、校舎、教員の不足、教員の能力不足などが挙げられ、依然として多くの課題があります。
ラオスでの活動
里親制度
ビエンチャン県ハーサイフォン市にあるセンスリー小学校の児童で、就学年齢になっても学校に通うことが困難な貧困家庭の児童を対象に、2009年より里親制度を通して授業料の一部を支援しています。
<里親の支援内容>
1年間里子1人15,000円を支援。
公立小学校の教材支援
ビエンチャン市の公立小学校に、算数・英語の補助教材を提供しています。
ラオスの小学校は5年間の義務教育ですが、教科書はずっとお下がりの物を大事に使っており、それ以外の補助教材は全く準備することができない状況です。
WFWP日本では、現地の先生と相談しながら、算数セットなどの必要な補助教材を2019年より支援しています。
ラオス基礎情報
国名/首都
ラオス人民民主共和国/ビエンチャン
基本情報
| 人口 | 約701万人(2018年、ラオス計画投資省) |
| 国土面積 | 24万km² |
| 言語 | ラオス語 |
| 宗教 | 仏教 |
※出典:外務省ウェブサイト
統計情報
| 平均寿命 |
| 68歳*¹ |
| HIVに感染した子どもの数(10-19歳) |
| 500人*² |
| 乳児死亡率(1歳未満) |
| 47人/1,000人*² |
| 幼児死亡率(5歳未満) |
| 38人/1,000人*² |
| 一人当たりの名目GDP |
| 2,534USドル*¹ |
| 消費者物価上昇率 |
| 3.3%*¹ |
| 初等教育修了率 |
| 男子: 87% 女子: 86%*² |
| 若者(15-24歳)の識字率 |
| 男子: 94% 女子: 91%*² |
※出典:*¹世界銀行/*²ユニセフ子供白書2019より