平和のネットワークづくり
Networking for Peace
国際姉妹結縁運動
国際姉妹結縁運動とは、国籍や民族、宗教の違いを超えて姉妹の関係を結ぶための運動です。私たちWFWPの活動は、この姉妹結縁運動から始まりました。1994年に日本と韓国を姉妹として結ぶ『日韓姉妹結縁運動』の開始以来、日米、日仏などを経て全世界に定着し、今日まで姉妹結縁運動に参加した国は100ヶ国以上となります。
国籍や民族、宗教の違いを超え、平和のために女性が手を取り合う『姉妹結縁運動』は、心とこころで織りなす相互理解への道の第一歩となる、草の根の平和運動です。
中東平和女性会議
WFWPでは、世界の火薬庫といわれてる中東において、1997年より「和解と協調」をテーマに「中東平和女性会議」を開催し、女性たちとの交流を深めてきました。イスラエルとパレスチナ、南北キプロスなど、敵対する国々の女性たちが同じテーブルに着き率直に話し合うのは、女性会議ならではのことです。子供たちの世代には、紛争のない平和な時代をつくりたいという熱意で討議しています。国連からも代表が参加し、会議の内容を国連に報告しています。
これまで、トルコ、キプロス、ギリシャ、ヨルダン、スイス・ジュネーブ(国連)などで毎年1回開催し、2015年は「中東の平和と幸福実現のため、若い女性たちを推進力に」をテーマに第19回会議を行いました。
2010年からWFWP中東女性会議のプロジェクトとして、ガザの「パレスチナ医療救援協会(PMRS)」を通じて、慢性疾患の子どもたちと孤児を支援しています。