2021年度は新型コロナウイルス感染症予防対策のため、初めて会場とオンライン参加を併用したハイブリッド配信で実施しました。会場参加者は140名、ライブ配信参加者は77拠点で、コロナ禍にもかかわらず多くの方にご参加いただくことができました。
優勝したのは大阪北摂大会代表、ベトナム出身のチン ティエン ガンさんでした。チンさんは「私の国と日本」と題した弁論の中で、「多くの人に浸透している固定観念や思い込みが、人間と人間の間に目には見えない壁を作ります。いろんな人と接して文化を語り合うことで、固定観念や思い込みを取り払いましょう」と語りました。
2位はモンゴル出身のトゥグスバヤル エネレルさん、3位は同率でモロッコ出身のアミナ N.A.ウアリーさんとカザフスタン出身のマリカ ケリムバエワさんが入賞しました
参加者の感想
皆さん流暢な日本語でとても聞き取りやすく、有意義な時間になりました。自分から世界平和に向けて出来ることがあると背中を押してもらえた気がするので、これからの自分の活動に自信をもって行っていきたいと思いました。(20代)
皆さん若くて希望あふれた弁論だったと思います。日本で生まれ育った私たちとは違う体験や苦労もあったと思いますが、一人一人がしっかりと自分の意見、夢を持っていて素晴らしいと感じました。皆さん声も通っていて堂々としていて、日本語が分かりやすかったです。(30代)
留学生の皆さんのスピーチが素晴らしいかったです。日本での御苦労も多い中で、日本語を学びよく自分の考えていることを文章にして伝えてくださっていてすごいと思いました。
さらに様々な方面でご活躍されることをお祈りしております。(50代)