2023年10月7日(土)、女子留学生日本語弁論全国大会を東京にて開催しました。会場には400名近い聴衆が集まりました。
全国24地方大会、23カ国からの留学生88名が出場。予選を勝ち抜いたインド、チェコ、中国、ナイジェリア、ベトナム、ポルトガル、マレーシア出身の8名が全国大会に臨み、熱のこもった弁論を繰り広げました。今年も4つのテーマに沿って、内容とスピーチ(表現力、質疑等)の総合力で弁論を競いました。
優勝は東京中央大会代表 中国出身の秦さん。
「私の留学生活―関西と関東の違い」と題して弁論を行いました。大学教育と人間関係の2点からユーモアを交えて違いを語り会場からの笑いを誘いました。とりわけ大学における教育の違いに悩んだ末、これを受け入れ「この悩み苦しみは前に進む努力、創造性の原動力になっている。神戸で学んだことを元に東京でさらに頑張る」と結びました。
参加者の感想
さまざまな国の私と同年代か、それよりも年下の子達が世界の問題に対して真剣に考えて、それを外国語で話すことだけでもすごいなと思うのに、それが自身の過去の経験から得られたものだから、一層心に響くものがあってとても良い大会でした。(20代)
初めて参加しましたが、笑いあり涙ありの感動的な弁論 大会でした。世界のさまざまな国のことを知ることができたのも良かった です。これから少しずつでも世界のためにできることをし ていきたいと思います。(40代)
留学生のみずみずしい感性と、鋭い視点からのスピーチ に心動かされました。若い女性のネットワークが広がるこ とを期待します。(50代)