2023年11月24日から12月1日までラオスに入国し活動しました。
WFWPはビエンチャン県にある「センスリー小学校」の貧困家庭の児童を対象に里親制度を実施し、里子の授業料の一部を支援しています。また、運営資金が不足している公立学校に教材や備品などの物資支援を行っています。
里子支援
「センスリー小学校」を訪問し、14人の里子たちに会うことができました。
創立40年を迎える中堅クラスの学校で、幼稚園から中学校まで約800人の児童・生徒が在籍しています。中学校は3年前に設立され、2024年6月には開校以来、初めて中学3年生が卒業します。
西野派遣員はご夫妻で現地を訪れ、アルトリコーダーでラオスの国花チャンパー(プルメリア)の歌を里子たちの前で演奏しました。この歌は日本の「さくらさくら」のような準国歌に相当する有名な歌です。
「ラオスの花チャンパー」歌詞
チャンパーの花よ、チャンパーの花を見ていると
もっともっと見ていたくなる
心に浮かぶ 思い出せる 香りの高さを
庭の木を眺めていると 思い出す
昔々 父が植えてくれたことを
寂しいとき 心を慰めてくれる
チャンパーの花よ いつもそばにいてくれる
わたしがまだ小さな子供だったころから
※ 1番のみ記載
教材支援
2022年に算数セットを支援した「公立ミーサイ小学校」は、移転して「公立トムカンカム小学校」となりました。1年生から5年生まで120人の児童が学んでいます。
群馬第1連合会と埼玉第2連合会からの支援で、英語教育に利用できるパソコン1台、マイク2本付きのワイヤレススピーカー1台、ポータブルワイヤレススピーカー1台を寄贈しました。この小学校でも夫婦で「チャンパー」を演奏すると、児童たちも一緒に歌ってくれました。
ラオスの児童が学習を継続できるよう、これからもWFWPは里子を支援してまいります。
今後とも皆様のご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。