1. »
  2. 活動レポート
  3. »
  4. 【ドミニカ共和国】2023年活動報告
【ドミニカ共和国】2023年活動報告

【ドミニカ共和国】2023年活動報告

コロナ・パンデミックによりしばらく入国できずにいましたが、2023年9月14日から30日までようやく入国して活動してきました。WFWPドミニカ共和国が推進するエイズ予防教育や家庭再建教育、道徳教育に対して、WFWP日本は2011年よりこれらを支援してきました。

 

好反応だった道徳教育を視察

ロス・アルカリソス市のビジャ・リンダIII地区にある公立「ルディ・マリア・コマス・バウティスタ中学・高校」で、2013年にエイズ予防教育を特別授業として実施したところ大変反応が良く、2016年よりWFWPドミニカ共和国の会員が講師となり、全校生徒を対象に道徳教育の授業を行うようになりました。

スクールカウンセラーと共に倫理道徳カリキュラムを組み、おもに「エイズ予防」「理想の家庭」「人格形成」「思春期の男女関係のあり方」「10代妊娠の問題」「青少年の麻薬問題」などについて講義しています。

9月27日に、中学1年生のクラス30人の授業を視察しました。2023年は、全校で752人の生徒が参加しました。

公立「ルディ・マリア・コマス・バウティスタ中学・高校」

10代の妊娠や麻薬の誘惑

ドミニカ共和国は、旧スペイン領の影響で、カトリック教徒が90%を占めており、「妊娠中絶禁止」という規範意識が強く、成人のシングルマザーだけでなく、高校生の未婚の母も多くいます。その一人は、「高校時代に友達の中で自分だけが妊娠していなくて、いじめられた」と話します。

スポーツや芸術は一般家庭になじみが薄く、中高生時代に打ち込むものがありません。麻薬も身近にあり、そうした環境から自分自身を守るために道徳教育がとても重要だと感じました。

ドミニカ共和国の国旗カラーのピアスは日本の支援者の手作り
公立「フランシスコ・アルベルト・カマーニョ・デニョ小学校」

「親孝行したい」

2019年に道徳教育の授業を開始した公立「ルディ・マリア・コマス・バウティスタ中学・高校」では授業の評判がよかったため、この学校への進学者が多い近くの小学校にも導入することになりました。

9月27日に、小学校の各学年の代表児童50人を集めた授業を視察しました。

児童たちに「あなたの夢は何ですか?」と質問すると、「バスケットボールの選手」「親の手伝いをして親孝行する」「弁護士」など、目を輝かせて答えてくれました。

「親孝行をする」という言葉に成果を感じました。先生方も道徳教育の授業の後は、子供たちの態度が良くなり喧嘩が少なくなったと言われます。

自分の夢に強く向かう

派遣員は、「あなたたちが強く夢を願うなら、目標に向かって頑張るべきです。家が貧しいとか関係ありません。高校生になると異性と関係を持ちたくなりますが、まず自分の夢に向かうべきです。そうすれば麻薬に手をだす時間もないし、願わない妊娠もしないでしょう。そして人のために生きるなら、この国はもっとよくなります」と児童たちに話をしました。子供たちは、目を輝かせて聞いてくれました。

2023年には、3,332人の児童が参加しました。子供たちが教室から出ていくときに、この子たちの未来が輝かしいものでありますようにと強く思いながらハグをしました。小学生・中学生の純粋な目の輝きと笑顔を見ると、この子たちを悪い環境から守りたいと強く思います。

 

ドミニカ共和国の明るい未来のために引き続き支援を賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。

ドミニカ共和国での活動

エイズ予防教育

関連コンテンツ