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【ドミニカ国】活動報告

WFWPは情操教育のため、ドミニカ国における美術教育の支援を行っています。今回は2022年10月9日から20日まで、約3年ぶりに派遣員が入国し、現地で活動してまいりました。

コンベント小学校

小学3年生と4年生の児童54名に対し、クレヨンと水彩絵の具を使って魚の絵を描くアートクラスを実施しました。児童たちは思い思いの色を巧みに使用して、個性あふれる絵を描き上げていました。

真剣に取り組む児童
児童の作品

2019年に名古屋で開催した世界の子供の絵の展示会に、コンベント小学校の児童が出展し、みごと最優秀賞、優秀賞に選ばれました。児童たちに賞状を授与し、賞品を贈呈しました。コロナ禍で入国できず、長く待たせてしまいましたが、児童も先生も大変喜んでいました。

授賞式の様子

校長先生とアート担当の先生に画材を寄贈しました。ドミニカ国に多くの美術教員を輩出するため、国立ステート・カレッジの教育学部で派遣員が美術の授業を担当しています。コンベント小学校のアート担当の先生は、ステート・カレッジで美術を学んだ元学生で、派遣員の教え子です。

ロゾー小学校

8歳の児童12名にアートクラスを実施し、折り紙と鉛筆を寄贈しました。

幼稚園

マホー幼稚園の園長先生のご自宅を訪問して、画材、クレヨン、折り紙、そして日本のWFWP会員がドミニカの子供たちのために作ったぬいぐるみを寄贈しました。園長先生は、WFWPが実施している現職の教師向けアートクラスに参加して下さった方で、今でも交流を続けています。

メイスプリング・ラーニングセンターにあるリトルジェム幼稚園に、パペット、鉛筆、折り紙を寄贈しました。

3年ぶりの現地での活動でしたが、どこの学校も画材が不足しており、とても喜ばれました。短い期間で実施したアートクラスは、児童たちが意欲的に楽しみながら作品に取り組んでいました。その姿に感動し、未来に希望を感じました。

美術に触れることを通して、ドミニカ国の子供たちの心がより豊かに成長するよう、WFWPは美術教育支援を続けてまいります。今後とも皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

ドミニカ国での活動

美術教育支援

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