1. »
  2. 活動レポート
  3. »
  4. 【ルワンダ】学外実習センター建設プロジェクト経過報告 Part3
【ルワンダ】学外実習センター建設プロジェクト経過報告 Part3

2019年より、ニューホープ技術専門学校の敷地内に「学外実習センター」を建設しています。

プロジェクト経過報告 Part1はこちら
プロジェクト経過報告 Part2はこちら

野崎派遣員が4月21日より5月8日まで、2年半ぶりにルワンダへ行ってきました。以前に比べると天候の変化が激しく、到着した日は雷と共にバケツをひっくり返したような土砂降りが数時間続きました。雨季も完全に明けきれず、湿気の多いどんよりとした曇り空の日が殆どでした。時折、清々しい青空に恵まれると、センターの屋上からは「千の丘の国」と呼ばれるに相応しい景色が一望できました。

建設に関わるスタッフたち (写真左から 現場監督、助監督、総務担当、WFWPルワンダ会長、野崎派遣員)

学外実習センター建設再開!

1年ほど中断していた建設工事が、ようやく再開しました。滞在中、何度も内装工事の打ち合わせを重ね、各階の間取りの変更を終えました。コロナの影響による物価の上昇、ルワンダフラン安などが重なり、予算の修正を余儀なくされましたが、電気配線工事から開始しました。

生徒たちの研修と店舗営業を行う1階フロアの建設を優先し、完成を目指します。

電気配線工事
左官屋さんの職人技

里子里親交流会

4月30日、ウェブ会議アプリ・Zoomによる「里子里親交流会」を行いました。急な開催だったにも関わらず、60名以上の方がオンライン参加して下さいました。里子たちは、中庭で強い日射しに当たりながらも、落ち着かない様子で自分の番を待っていました。

10組ほどしか交流できなかったので、終了後、里親の方へのメッセージをもらいました。「日本でルワンダの料理を作ってあげたい」「今まで知らなかった沢山の知識を学ぶことができている」「いつか会いに来てください」など、それぞれがメッセージを語る様子が微笑ましく、コロナ禍の経済打撃はあっても、ルワンダ虐殺直後に支援していた里子たちと比べると、明るく子供らしい笑顔が印象的でした。1994年の悲劇から28年という時の流れを感じました。

多くの方々のご協力によって建設が進行しています。
建設終了まで引き続き皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

ルワンダでの活動

職業訓練校「ニューホープ技術専門学校」

関連コンテンツ